C++リファレンスサイトのcpprefjpは、Google Sitesサービス上で動いていますが、その編集環境のみを、GitHubに移行しました。
サイトはこちら:
http://cpprefjp.github.io/
GitHubリポジトリはこちら:
https://github.com/cpprefjp/site
GitHubリポジトリにあるMarkdown(.md)形式のリファレンスファイルを編集すると、Google Sitesのcpprefjpサイトに、自動的に反映されます。
そのあたりの一連のツールも、GitHubのcpprefjpグループアカウントのリポジトリにあります。自動反映は、 id:melpon がツールを作ってくれて、彼が自前で管理しているサーバー上で動作しています。
編集方法やコミット権限を得る方法、pull requestなどについては、以下のドキュメントを参考にしてください:
Google Sitesは、小さなプロジェクトではとても使いやすくていいのですが、10人以上の規模で編集者がいて、表現や書式の統一といったものが必要になってくると、対応しきれない部分が多々ありました。そのため、ブラウザ上でWikiを編集するのではなく、ローカルでエディタを使ってプレーンテキストを編集した方が、生産性が高くなるし、訳語の置換等もしやすい、ということで移行に至りました。
GitHubの方は、編集者個人個人のコントリビュートもチャートにしてくれたりと、cpprefjpの編集に関わることが個人の実績につながりやすいのではないか、という動機もあります。
これでだいぶ編集しやすくなったので、これからまたがんばっていきます。