書籍を送っていただきました。講談社サイエンティフィク様、著者の鈴木さんありがとうございます。
著者の鈴木 遼さん (Reputeless) さんは、以前からC++コミュニティで勢力的に活動されている方で、ゲーム開発などで使えるC++フレームワークSiv3Dを開発されていたり、CEDECやC++ MIXで発表されていたりもします。
普段は早稲田大学などでプログラミング教育に取り組まれていて、本書もそういった彼の経験が大きく反映されたものとなっています。
本書はC23というC言語の最新規格を使った、C言語の入門書です。C言語は古いバージョンでの解説文はこれまでにたくさん出版されていますが、新しめの書き方を紹介した書籍はなかなかありません。最新のプログラミング言語は、初心者がとっつきやすいようにガードレールが整備され、理解しやすく書きやすいものとなっているので、プログラミング初心者の方にやさしいものとなっています。
また、解説の仕方についてもたいへんすばらしく、教育のお仕事をされているだけあって、数々のつまづきポイントをカバーされています。よくある書き間違いを紹介し、それのなにがどう間違っていて、どこに気をつけてコードを書く必要があるのかを、とても丁寧に解説されています。
プログラミング初心者の方はやはり、いろんなところでつまづきます。 本に書いてあるとおりに打ち込んでも、コンパイルエラーになったり、うまく動かなかったりします。 そういったときに立ち止まってしまい、インターネットで調べたりChatGPTに聞いたりすることになりますが、横道に逸れている間にほかのことに没頭してしまったり、ゲームをはじめてしまったり、本とは違うことが書かれていてよくわからなくて挫折したり、といったことが起こります。 本書は、つまづきポイントが多くカバーされていることにより、本当にこの本を一冊まるまる読むだけで学びきれてしまうようになっているのがすごいところです。
C言語は1970年代からある古い言語ではありますが、ハードウェアに近い言語としていまでも様々な場所で使われる現役の言語です。 これからも学ぶ価値が高いC言語を学ぶ書籍として、とくに最新のC言語を学ぶ書籍としては、本書が最適なものになりそうです。
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