C++11で<cmath>
に追加されたhypot()
関数ですが、2引数(2次元)の演算のみが用意されていました。
C++1zでは、3引数版が追加されます。動機としては、科学計算や工学アプリケーションで3次元の演算をすることが多いためだそうです。
// <cmath> namespace std { double hypot(double x, double y, double z); float hypot(float x, float y, float z); long double hypot(long double x, long double y, long double z); }
この関数の効果:
参照
- P0030R0 Proposal to Introduce a 3-Argument Overload to
std::hypot
- P0030R1 Proposal to Introduce a 3-Argument Overload to
std::hypot
お断り
この記事の内容は、C++1zが正式リリースされる際には変更される可能性があります。正式リリース後には、C++日本語リファレンスサイトcpprefjpの以下の階層の下に解説ページを用意する予定です。