N3797: Working Draft, Standard for Programming Language C++
C++14になる予定のドラフト仕様が更新されました。変更内容は以下を参照:
N3798 C++ Editor's Report, October 2013
変更の要約
追加:
- deprecated属性
- 数値リテラルの桁区切り文字(シングルクォーテーション)
- サイズ付きのデアロケーション
- std::complexの標準ユーザー定義リテラル(i)
ヘッダのconstexpr対応 - 並行モデルの、out of thin airの規定
- std::async()が返すfutureのデストラクタの挙動を明確化
削除(C++14リリース後のTechnical Specificationに移動):
- optional
- 実行時サイズの配列( int ar[n]; )
- dynarray
編集履歴:
- 2013/10/16 21:33 : 変更内容に、「std::async()が返すfutureのデストラクタが、ブロッキングしないよう変更(破壊的変更)」と書いていましたが、これは理解が間違っていました。「std::async()が返すfutureのデストラクタの挙動を明確化」に修正しました。