C++14 gets削除

C言語互換ライブラリの<cstdio>ヘッダで定義されていた、標準入力から1行を読む関数std::gets()が、C++14から削除されることになりました。

これは、C11でgets()関数が定義されなくなったので、それに合わせてC++14でも削除される、という参照仕様の単なるバージョン更新対応になります。

gets()関数は、バッファオーバーランのセキュリティ的な事情で、C99から非推奨になっていた関数です。C99以降はこの関数を使うと警告が出ていたはずなので、そこから15年経った今では、使っている人はほとんどいないはずです。

参照