【1.45.0】 release note are insufficient
Boost 1.45.0のリリースノートを日本語訳する中で、記載されていない修正がいくつか見つかったので開発者MLに投げました。
最近、英語でバグ報告をするようになったので、徐々に英語でポストする心理的負担が少なくなってきている気がします。
英語圏でも活動するようになったモチベーションは、Twitterから来ています。
私のタイムラインにはD言語やGo言語のコミッターがいて、そういった方々がこういった発言をしていたり
英語なんて通じればいいんだよ! |
間違いを気にしてしゃべらない・書かないのが一番通じない! RT @repeatedly: 英語なんて通じればいいんだよ! |
他にもTwistar経由で流れてきたこういった発言をみて、英語ができないながらも活動を始める後押しになりました。
Chad曰く、「日本人は僕たちと話したくないのかと思ったけど、どっちかと言うと言語の壁のせいなんだね」。さらに「完璧な英語でなくていいんだよ。むしろ僕たちが日本語話せないことに罪悪感を持つべき」。#RWC2010 |
下手な英語を話す人を笑うのは日本人くらいだと米国人に言われたことがある。確かに現地で英語が下手だと笑われたことはないし何を言いたいのか聞き取ろうと努力してくれる人が圧倒的に多い。言葉が上手下手という以前に理解しよう伝えようという熱意や内容そのものが大切。 2010-10-20 13:55:50 via web |
世界中の科学者が集う学会の開催宣言にて スイスのある重鎮学者「科学の世界の公用語は皆さん、英語であるとお考えだと思いますが違います。科学の公用語は”へたな英語”です。どうかこの会期中、あらゆる人が進んで議論に参加されることを望みます。」 かっけえw 2010-10-11 02:35:43 via web |
ちなみに、私の今回の投稿がきっかけで(なくてもそうなったかもしれませんが)、リリースノートには全てのバグフィックスを載せよう、という動きが出てきています。
Property TreeやPolygonの作者は、小さな修正程度でリリースノートを書きたくない、というスタンスだったようですが、ユーザーが小さなバージョン差異に嵌ったときにリリースノートに記載されていない修正をバグトラッキングシステムやバージョン管理システムの履歴から追う、というのは好ましくないと感じるので、こういった動きが出てきてくれてうれしく思っています。まだどうなるかはわかりませんが…。
私の英文は機械翻訳したものを少し手直しした程度のものですが、それくらいでも十分通じることがわかってよかったです。